散 歩

春 が き た



ふらりと近くの川に足を運べばそこは白とピンクの世界


見上げれば、枝々に薄桃色の花びらといまにも開きそうな蕾たち


あ あ 、春 が き た ん だ ・・・








置き捨てられた自転車は
岸辺の2人の帰りを待ち

鳥たちは甘い蜜に舞い降りる



明日散る命と知りつつも



今年も花は咲いている